top of page
執筆者の写真m-sawai4

給湯器っていつ替える?何がいいの?

寒い時期になると増える工事は「給湯器交換」


単純に夏場よりも冬場のほうがお湯を使う機会が増えるため、

給湯器も普段以上に活動します。


そのため、冬場は壊れる可能性が高くなります。


今回は給湯器についてまとめてみました!


1、給湯器交換の時期目安は?

2、給湯器の種類は何がいいの?

3、給湯器の工事は簡単なの?



1、給湯器交換の時期目安は?

簡単な目安をご紹介します。(必ず当てはまるわけではありませんが)


①設置してから10年以上経っている

機械ものなのでやはり10年以降は故障や壊れることがあるようです。

また、10~15年ほど経つと「メーカーが部品の製造を終了」していることが

多くなるため、修理も難しくなってきます。


②普段使用していて温度にムラがでる

給湯器の故障の前兆として温度ムラがあります。

温度調整を操作してないのにお湯がぬるくなったり熱くなったり…

蛇口の故障の可能性もありますが、ほとんどは給湯器が原因です。


上記の2点を意識してみて頂くと良いかと思います。



2、給湯器の種類は何がいいの?

給湯器の種類は大きく分けて3種類です。

①電気式(電気温水器、エコキュートなど)

②ガス式(ガス給湯器)

③石油式(灯油給湯器)


①電気式(電気温水器、エコキュートなど)

最近は給湯器交換というと「エコキュート」が7割ほどです。(当社依頼の割合)

これは「オール電化」の普及に関係がありますね。

オール電化は家の中のガス設備等を電気式にすることです。

ガスコンロを「IHクッキングヒーター」に、給湯器を「エコキュート」にする

ことでオール電化になり、電力会社の電気料金プランで割安なタイプを選べます。


また、エコキュートの場合は「非常時の水確保」にもなります。

タンク貯蔵式のため、タンク内に貯まっている水やお湯は使用可能です。

停電していても手動で中の水を取り出すことが可能です!


エコキュートは夜間の安い電力を使用してタンク内に熱湯を貯めます。

日中はその熱湯を薄めて適温にして使用します。

そのため、急激にお湯を使った場合にタンクの湯切れを起こす可能性があります。

湯切れになった場合は当然お湯が使えません。ですが、急速湧き上げを使用することで、

新たにお湯を創り出すことは可能です。

ちょっと時間がかかってしまうのが難点でしょうか。



②ガス式(ガス給湯器)

昔ながらのガス給湯器です。ガスコンロを使用している家庭ではガス給湯器が

多いのではないでしょうか?


ガス給湯器は瞬間湯沸かし式のため湯切れすることはありません。

必要な分だけその場で沸かします。


難点は「ガス代が高い」ということです。

ランニングコストを比べると「石油給湯器(灯油)」が一番安く、次いで「電気給湯器(エコキュート)」、一番高いのが「ガス給湯器」です。



③石油式(灯油給湯器)

先ほど書きましたが石油給湯器のメリットは「ランニングコストが安い」ということ。

ガスや電気よりも「灯油」が一番安いからです。


但しデメリットもあります。

石油給湯器の場合、「灯油タンク」の灯油が切れてしまった場合にお湯が作れません。

そのため、タンク内の灯油量をチェックしたり(残量をしらせる装置もあります)、

無くなりそうになったら自分で補給するなどの手間がかかります。

配達もいいですが、せっかくの「安さ」のメリットが減ってしまいます。


以上が給湯器の種類の分類です。

その他にも「機能」でも分けられます。


簡単に説明すると

「フルオート」…湯はり、保温調整(湧き上げ、足し湯等)を全て自動でするタイプ

「オート」…湯はりは自動。足し湯等は自分でスイッチを押すタイプ

「給湯専用」…自分で蛇口をひねって湯はりをするタイプ

に分かれます。


この機能は工事にも影響してきますので次の項目で説明します。



3、給湯器の工事は簡単なの?

給湯器自体の工事は難しくありません。

本体を外して新たに設置し、給水給湯の線をつなぎ直すだけです。

エコキュートの場合は別途200Vの電源が必要となります。


厄介なのは「給湯器の機能が変わる」ときです。

特に「給湯専用」から「オート・フルオート」にするときは注意が必要です。

「給湯専用」ではお風呂の湯はりは浴槽上部にある蛇口をひねって自分で入れているはずです。

オート・フルオートにすれば自動湯はり機能があるので、この「浴槽湯はり用の蛇口」がいらなくなります。

いらなくなるだけなので、そのまま置いておいても問題はありません。


しかし、問題は「自動湯はりの配管」です。


自動湯はりの配管は「浴槽内の側面」につけることになります。

つまり、機能をアップさせようと思うと、浴槽の工事が必要になります。


タイル張りの従来の浴室の場合、浴槽までの壁のコンクリートを削り、浴槽に穴をあけて、自動湯はり・追い炊き用の配管を仕込む必要があり、工事代が高くなります。

ユニットバスの場合も同様にどこか床下に入れる点検口からから浴槽に向けて工事が必要です。


よって「給湯器の機能をアップさせる場合」は浴室の工事と同時にされることが最善です。

タイルのお風呂が冷たい・寒いと思われる方は、ユニットバスへの変更工事と同時に給湯器交換をご検討されると後で余計な出費をせずに済みます。



以上が給湯器の交換に必要な知識です!

是非とも損をしないようにご検討ください♪


閲覧数:181回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page